┃ 住まいの設計 住宅設計 小泉設計一級建築士事務所 設計事務所 東京都 練馬区
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┃ 05 尺度

▼ フラクタルハニカム
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▼ 正八面体
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▼ 最密充填立方格子
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▼ 21戸の近隣
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▼ 440戸の集合単位
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▼ 1万戸の集合単位
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住戸はフラクタル図形の特徴である大きな尺度へと増殖してゆく
┃ 04 万華鏡 

正8面体の連続する空間は常に自分のいる場所そこが中心となる。空間は自分の場所から他方向に連続してゆく。移動するにつれ降り注ぐ光の粒子は、万華鏡のように豊かな相をみせ、自分を包み込んでゆく。物質と光の連続する関係に身をゆだねる快楽

┃ 03 最密充填立方格子 

正8面体のユニットは、同じ方向に連続して配置される。これは、3次元空間に球体を最も高い密度で配置した格子と一致する。正八面体と正四面体からなる最密充填立方格子の空間である。正八面体のユニットが15個をフラクタルハニカムの分割に従い配置すると約250uの住宅が形つくられる。この空間は直交しない面が連続し、豊かな相を醸し出す。

┃ 02 正八面体 

フラクタルハニカムは、1辺4mの正3角形を単位として、正8面体の架構ユニットを形成する。三角形から形成される正8角形は、どの方向の力も合理的に伝える力学的特性を持つ。直交軸からなる正6面体(立方体)との視覚特性の違いを記述する。
┃ 外観
ひとつの視点から見える面の数 ▼ 正八面体 2〜4
               ■ 正六面体 1〜3
正8面体は常に2つ以上の面が見え平面に還元されることがない。立体的な表情は視点によって豊かに変わってゆく性質をもっている。
┃ 内観
       辺の数  平行な辺の数  頂点の数
▼ 正八面体 12      2      6  
■ 正六面体 12      4      8
正八面体は正6面体(直方体)と比べ、辺の数が同数にもかかわらず。平行する辺と頂点の数が少ない。平行する線や面が消失点に向かって収束してゆくパースペクティブな図式になりにくいことを示している。正八面体のユニットが生み出す豊かな変化は、直交する座標軸になれきった身体に新たな問いを投げかけることになる。
┃01 フラクタルハニカム

住宅を構成する皮膜は、採光、換気といった外部環境との心地よい関係を保つ軽快な構造として考えられている。皮膜のシステムは、フラクタル図形として知られるシルピンスキーのギャスケットがヒントとなった。ユニットは制作上の合理性から1つの大きさにまとめる必要性を感じた。このことから考案したのが1辺666.66mmの正三角形を6等分して展開する三角形の繰り返し分割によるフラクタル図形である。これをフラクタルハニカムと名づける。フラクタルハニカムは、三角形による細分化を進めると表面積が限りなく0に近づいてゆく。これにより、技術と求められる強度との関係の中で可能な限り軽量化を図る。それは外部と内部を隔てる皮膜のあり方を問い直すことになる。透明で不透明であること、開かれて閉ざされていること。対立する概念の双方を包括するありかた。すまうための空間はこの小さなパネルを原動力とした新しい構成により多様な相を呈する。
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┃ 多次元住宅

多次元住宅の切り口を想像する。
いうまでもないが建築の思考は形になりにくいイメージの世界から出発し、具体的な物質により構成され社会通念に根を下ろした現実の建築物へと連綿と続いている。そういった広範な思考の中で、初期のイメージ形成-新しい数理などからの形の想起もさることながら、そこから一歩発展し、ものの理に従ったありかた、現実の環境の中で作用する合理的な新しい効果を想起させるいわば「工学的な夢想」といえるような段階での多次元空間のイメージに焦点を合わせることにした。